リフォーム工事は建物の改築や改装を行う工事ですが工事の規模や内容は様々です。例えば賃貸マンションの壁紙張替を行う工事をリフォーム工事としている場合や床面積を広げる拡張工事をリフォーム工事としている場合などその内容は多種多様であるため一概にこれと言える業種に該当するといえるようなものはなく判断は難しいといえます。
業種判断で大事なことは請負工事名に記載される工事名ではなく工事の内容で判断する事が大事です。
建設工事の請負契約書や注文書、請書に記載される工事名は注文者と請負者との間で慣例的に使われる工事名があり実態を表していないケースが多々あります。また、リフォーム工事は複数の専門工事が含まれている事が多い事から「リフォーム工事=一式工事」と判断している業者が多いように感じます。一式工事は「元請けの立場で総合的にマネージメントする建設業者が請け負う大規模かつ複雑で専門工事では施工困難な工事」と定義されています。複数の専門工事が含まれるような場合はそれらの専門工事を有機的に組み合わせる工事が該当します。「リフォーム工事=一式工事」と軽率に判断することはやめましょう
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