経営業務の管理責任者とは建設業の許可の要件の1つである「建設業に係わる経営業務の管理を適正に行うに足る能力を有すること」・・・この条件を満たす者のことをいい株式会社であれば取締役、指名委員会等設置会社であれば執行役、個人事業であれば事業主本人として5年以上の経験を有する者のことを言います。
その他、それに準ずる地位として業務執行に関し取締役会の決議を経て具体的な権限移譲を受けた者として5年以上業務を管理をした経験を有する者、準ずる地位として6年以上経営業務の管理責任者を補助する業務に従事した者のことを言います。
また、令和2年10月の改正によりチーム体制での要件の設定が加わりました。
(1)建設の財務管理、労務管理または業務運営のいずれかの業務に関し2年以上含む5年以上の建設業の役員または役員等に次ぐ職制上の地位・・(例)建設業の取締役3年+財務部長2年で合計5年+補助者(建設業の財務、労務、業務の管理、運営業務を5年以上有し、常勤役員を直接補助する者(3人別々でも1人3役でもOK)
(2)建設業の財務、労務労務管理または業務運営のいずれかの業務に関し2年以上の経験を含む5年以上の役員の経験を有する者+補助者(建設業の財務、労務、業務の管理、運営業務を5年以上有し、常勤役員を直接補助する者(3人別々でも1人3役でもOK)
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